私の母は「捨て魔」だ。
物に執着が無いのか片っ端からどんどん捨てる。
7人兄弟姉妹の次女だったから
裕福な環境で育ったわけでもなく、
結婚してからも
夫(私の父)の弟に毎月送金していたから
どちらかと言えば生活はギリギリだったはずだ。
なのに、私が物心つく頃には
すでに立派な『捨て魔』だった。
私「それって去年買ったサマーセーターだよね」
母『そうだけど、首周りが開き過ぎているから捨てるわ』
(ひえ〜っ、私のおこずかいはちっとも値上げしてくれなくて
こんなに少ない額はクラスで私くらいなのに〜)
と常々不満に思っていた私は
「捨てる」という母の行動は全く理解出来なかったし
それこそ、MOTTAINAIと憤慨していた。
考えてみれば、
母が昔から大事にして取っておいてある物って無いし
コレクションしているものとかも無い。
イラスト集を保存用と2冊買ってしまう私とは
全く正反対の人間なのだ。(苦笑)
そんな母だから
私の物にも容赦は無い。
結婚する時に
持って行けず置いていった物は
(置いて行っただけで所有権は放棄していない)
気がつけばほとんど捨てられていた。
数年前、
同居の為に実家へ戻って来てみれば
あるはずだと思っていたものは全て無く、
私は驚き、怒り、そして呆れた。
大好きで揃えていた赤川次郎の単行本。(約30冊)
お気に入りだった雑貨類。
コレクションとして集めていた外国のお人形、シール、レターセット etc.
とにかく、
押し入れの片隅の箱に入っていて
たまに引っ張り出して
「あ〜っ、懐かしい!!!これ好きだったのよね」
みたいに楽しんでいた物は全て捨てられていた。
「捨てないでね!
結局、私の思い出の品は無くなった。
(捨ててしまったものはどうしようもないか...。)
そう思って諦めた頃、
ひょっこりと、ある思い出の品が出て来た。
それがこの「少女童話」を含む
当時お気に入りで何度も読んでいた本だ。
小学生の頃
月に一度、母は私に本を一冊づつ買ってくれた。
おこずかいは少なくても本だけは買ってくれた(笑)
毎月増え続ける本は1年ごとに年下の従妹へ送った。
それでも、大好きで手離さなかった本があった。
それが出て来たのだ。
出て来た場所は父の部屋の押し入れ。
さすがの母も
うるさい父の部屋に入ってまで
捨てようという気持ちは働かなかったらしい(笑)
口うるさい父もこう言う場合は有り難い。
それにしても、
挿絵や文字がレトロです。
挿絵画家のところに いわさきちひろさんの名も。
毎日何度も何度も読んだのを思い出す。
今はこんな本は古本屋さんでもなかなか無いんじゃないのかしら?
あと、
小学校後半の頃
大好きで毎日読んでいたのが
リンドグレーンの
「やかまし村」シリーズ。
(リンドグレーンと言えば「長くつしたのピッピ」が有名かな。)
物語の中でも
主人公の少女の誕生日に起こる出来事が素敵。
誕生日の朝、少女のベッドの上にケーキと飲み物が運ばれてくる。
その後、目隠しをされて連れて行かれるのが
彼女の為に用意された新しい部屋。
ずっと兄2人と一緒の部屋だった少女にとって
その新しい部屋は夢の様。
昔おばあちゃんの部屋だった所を
両親が壁紙を貼り直し、母がカーテンを縫い、絨毯を織り
父が家具を作り、白いペンキで塗ったテーブルセットまであって
それはそれは可愛い部屋。
当時、自分の部屋が無かった私は
自分をその少女に重ね合わせて
何度も何度も読んでいたっけ。
(その後、中学で私もめでたく個室獲得)
多分、私のHandmade のルーツはここにある。
あの日、
こうやって娘の為にカーテンやクッションを作り
可愛い部屋を作ってあげられる母になろう。
そう思っていた少女の頃を懐かしく思い出した。




学校で歌を歌ったときにクラスメートの1人が歌詞を間違えて覚えてたっていう話ありますよね?「あなたのおヤギがいなかったら」とかなんとかって。あれ、原文をかなり苦労して和訳したんでしょうけれど、子供のころ、「間違えてどうして『おヤギ』って覚えるの?」って思ってたんです(不自然だな、と)。で、ここ何年間か原文を見てみたいと思ってまして。あ、原文はスウェーデン語ですが、スウェーデン語は英語にわりと近いので、英語版を買えばわかるかなと思っているんですが、アメリカでは有名な本じゃないんですよ。だから本屋さんの棚には置いてないんです。ピッピは有名なんですけどね。そのうちネット注文しようと思いつつ、まだしてません。言いわけの1つは「挿絵があれじゃなかったらショック。」どうなのかな。
スウェーデン語版、絵本なら2冊持ってます。絵はわたし達が見て育ったあれです。
あの本を読んで、yomoさんは親が子供のために部屋を手作りするところに惹かれて手作り派の大人になり、わたしはことばにこだわって翻訳を仕事の一部にする大人になったんですね。
え〜っ!!!!!
さおりさんもなの?!嬉しいなあ〜♪
なんか最近思うのですが
私のブログに来て下さる方は
私がとても大切にしている事柄や想い出と
不思議に合う方が多いの。
最初は知らない事も
ブログにお邪魔したり、お話ししたりするうちに
いくつもの共通点がみつかって
とても不思議な出会いだなあ...。ってつくづく思っています。
そして、今回は
さおりさんも「やかまし村」で育ったなんて〜。
嬉し過ぎる!
私は他にもう一冊
「あしながおじさん」も大好きで
これも大切にしているのですが
「あしながおじさん」は好きでよく読んでいたという人は居ても
この「やかまし村」を読んでいたという友人は
なかなか居ないんです。
さおりさんは「やかまし村」から
言葉のお仕事に進んで行ったんですか...。
それを聞いてまた1つ
さおりさんを近く感じる様になりました。
書き忘れました。
そそうそう!
私も「おヤギ」をまちがえて覚えるってところが
どう聞き間違えたら、「おヤギ」になるんだろう?
と、そこを読む度不思議でした。
是非、さおりさん!
そこの解明をお願いします。
とっても興味があるわ〜。
あ、ややこしい書き方をしてすみません。わたしが翻訳を含む業務をしているのはやかまし村が"きっかけ"ではないんです。ただ、小学校低学年?中学年?であの本を読んでいたころから、そういうところが気になったんだなあ、と。
「あなたのおヤギがいなかったら」は正しくは「あなたのおかげがなかったら」みたいな感じでしたよね?yomoさんもふしぎに思ってたんですね〜。それにしても「やかまし村」っていう訳はすばらしいと思います。英語では"Noisy Vililage"ですよ。なんだかがっかりしちゃう。
あと、子供たちが夜遅くまで外で遊ぶシーンに「北欧の夏は日の入りが遅い」みたいな内容の(親用の)注釈がついてたのを妙に覚えてます。あのころから、そういう細かいところが気になる性格だったんですね、わたし。
子供のころに好きだった本で、最近、思い出したのは「青いイルカの島」。「十五少年漂流記」も好きでした。無人島でいろんなものを利用して生きていくっていうのがおもしろくて。自分はぜーんぜんアウトドア派じゃないんですが。
Vililage → Village
私はyomoさんのお母様と同じ捨て魔です。σ( ̄、 ̄=)
そうなんです〜。
モノに対して全く執着がない私も、何でも片っ端から捨ててしまいます。
読まなくなった本などは、虫がついてるんじゃないか・・・なんて思ってしまい、
かなり新しいものも、どんどん廃棄してしまいます。( ̄ー ̄;
でも、アメリカに行ってからは、「捨てる」「から「寄付」にかわったんですけど、家からなくしてしまうという点では全く同じ。
そんな私の血を引いた娘は、私以上にモノに執着がなく、こんな私に
「(ノ゚ο゚)ノ 捨てるな〜!もったいな〜い!」
と言わせるほどの人物です。笑
物があふれて必要に迫られての片付けでも、「・・・これはきっと、いつか使う」と結局しまい込んでしまう。
多分いつか・・・なんて永遠に来ないのかもしれないけど(苦笑)、それでもたま〜〜〜に「ああ、あったあった。取っておいて良かったぁ〜。」なんてことがあるので、やっぱり捨てられない。
それにね、思い切って捨てた時に限って、そのすぐあとに「ああ、あれがあれば良かったのに・・・」なんてことがあるわけですよ。
それまでず〜〜〜っと必要がなかったにもかかわらず。
部屋は物でいっぱい、寒がりだから換気もあまりしない・・・多分我が家の空気は「どんより」してるんだろうなぁ。^^;
でもね、最近はyomoさんを見習って(寒さに震えながら)換気してますよ。
物を大切にすること自体は悪いことではないと思うものの、あまりに物がありすぎて欲しいものがすぐに取り出せない状態はなんとかしないと・・・と思うこの頃。苦笑
忘れっぽいので、「多分あそこにしまったはず」が、記憶違いってことがあるので。^^;
ああ、長いコメントでごめんなさい。
「青いイルカの島」は読んだ事が無いですね〜。
無人島でのお話しなのですか?
無人島と言えば、昔テレビで「ガボテン島」っていうアニメをやっていたのですが(これを知っている人は少ないと思うし、歳も分かっちゃうなあ〜)
これがとても面白くて、私の小さい頃のままごとはいつも無人島という設定でした。
でもその後、さおりさんと同じくアウトドア派にはならなかったのはなぜでしょう?(笑)
yukimamaがいらなくなったものを寄付しているというのは
ブログを読んで知っていましたが、
まさか、「捨て魔」だったとは!(笑)
しかも、娘さんがその上をいく「つわもの」なんて〜
まあ、私の娘も「捨て魔」の予備軍で
ステーショナリー関連は次から次へと新しいものを買い
どんどん捨てちゃうので
「まった〜!!」をかけ、
私がシャーペンとか、レターセットとかいくつかまとめて
ラッピングし、フリマで売ってます(笑)
これが、飛ぶ様に売れるのでやめられませ〜ん。^^
「思い切って捨てた時にかぎって...」
そうなんですよ〜!!
まさに昨日がそうでした。
先週玄関の掃除をした際に
下駄箱横によしべえが履かなくなって久しいスニーカーが3足あって、
サイズ的にはまだ履けるんだけど、ホコリを被って汚かったので
(いくら洗いなさいよと言ってもそのままで)
珍しく一気に3足程捨ててしまったの。
そしたら、昨日よしべえが
「明日のスポーツ大会にあのメッシュで軽いスニーカー履くんだけどあるよね?」なんて行って来るではないの〜
私「うっそ〜!!捨てちゃったわよ〜しかも3日前に〜!!」
よしべえ(ガ〜ン)
そんな訳で、今日よしべえはやや重いスニーカーを持って学校へ行きました。ハア...
こう言う事があるから、なかなか捨てられないのよね。
話は変わって、(H/K)
Rioさんが
「最近寒いのを我慢して換気してる」
ってところを読んで爆笑してしまいました。
そんなあ〜風邪引かない程度にしてくださいよ〜(笑)